スポーツと学業を両立させる価値
私は学生時代に趣味としてロードバイクをやっていました。しかし、そこそこの才能があってかつ、大好きだったので結構頑張って練習してました。しかし、やりすぎて勉強の成績が落ちた時期がありました。そのときは、親からも先生からも冷たい眼で見られました。しかし、このときに気づいたことがあります。楽しくない、と。片方が強くなっても一方が弱くなったら楽しくないと、気づきました。同時に文武両道はつらくない、楽しいことだと考え始めました。そもそも文武両道とは、学業が出来て、スポーツも出来ることをさすと思いますが、学生にそのことを集会などで伝えても、たぶん分かってくれないと思います。なぜなら基本的に中学校の先生は趣味で勉強が落ちるのは厳しい眼で見ますが、部活動なら逆に贔屓をし始めます。つまり、部活動だけ出来たら学業は疎かにしてよい環境が出来上がっているのです。これなら、武だけできたら楽しいでしょう。ではなぜ、文が楽しくない対象と見られているのでしょう。おそらく、根本は難しくて考えるのが面倒であるとか、自分には不要と理由も無く決め付けているなどだと思います。
文武両道が完璧に進行しているときは、とても充実しています。武だけの人は、勉強する意味と言うより、その価値を若さゆえにまだ視えていないのです。それが視えたら、なにか欠けていた武だけのすこし物足りない生活から脱却できると思います。